きょうの朝ごはん4 喫茶スギ2017.11.12 ならめし, フォトジェニック, レトロ, 朝ごはんasunara 1日のはじまりを奈良から味わう そんな過ごし方があってもいいかもしれません こんにちは、ASUNARAの藤田です。 立冬をむかえて、いよいよ冬がはじまったなぁという感じです。 奈良でも朝は少し冷え込むようになり、薄着で外に散歩に出ると後悔してまた家にまいもどることもしばしば。 冬の朝の散歩は空気がおいしいので、朝ごはんと一緒にいかがでしょうか? そんな奈良を泊まり込みで、じっくり楽しみたい方や、朝早く来て腹ごしらえする方にオススメの「奈良朝ごはん」をご紹介。 思わず入りたくっちゃう!?直線的なロゴとレトロな雰囲気の外観「珈琲と果汁 スギ」 今回ご紹介するのは、JR奈良駅からほど近いところにあるレトロな喫茶店スギです。 青いタイルと一度見たら忘れられない直線的なフォントの看板に惹かれてしまいます。 お店の前に置かれているコーラの看板や、こちらのフォントは明朝体などあらゆる角度でロゴを表現してくれています。 思わず曲は知らないけれどジャケ買いしてしまうCDのように、どんなメニューがあるかわからないけど外観に惹かれてジャケ入りしてしまいました。 店内はいい意味で期待を裏切らないレトロ感です。 全体的に、経年変化を楽しみ終わった椅子の革やカウンターの木が落ち着いた色味をはなっております。 席数は3名と4名のテーブルが2席とカウンター6席のいいサイズ感。 お父さんのマスターがお一人で、対応してくれます。 モーニングのセットはなく、全て単品での提供ですが、営業時間が7時から14時までなので注意が必要です。 伺うと、マスターの体調が思わしくなくお店を開けられるのは午前中だけだそうです。 お昼の松花堂弁当も気になりますが、珈琲と果汁なので、飲み物とトーストを注文。 朝のモーニングを食べに行くときは、なるべく窓側に。 注文して待ってる間に、朝日が差し込む光を浴びたり、外の様子を眺めて歩く姿や、紅葉の色づき具合など奈良の日々に変化がないか観察します。 そんなことをしてボーッとしていると、到着しました。 こちらは、バナナのが入ったミックスジュース。 バナナですが、重たくなくゴクゴクいけて朝に飲みたくなるミックスジュースですね。 こちらはオープンサンド。サンドしていないからオープンなサンド。 耳を落として焼いたトーストの上にきゅうりとオムレツを乗せた一品です。 「食べる時には、塩ふりかけてください」とマスターから一言。 自分の塩梅で塩をふりかけて、きゅうりがいい感じの塩加減になるまで、一つ一つ試していきます。 噛むときゅうりの水気と塩気がパンに染み込んで、だんだんとハマっていく味わいです。 トーストはオーブンで焼いて、バターを塗っただけのもの。 シンプルだけど、意外と朝にはコーヒーとこれだけってくらい潔いい方がいい。 2枚目は、シュガートーストにして味に変化をつけて楽しみます。 お家でシュガートーストって召し上がりますか? やろうと思ったら砂糖をかけるだけなので、すぐできるはずなんですが、以外とやらない。 なので、こういうシンプルトーストが出てきたときの喫茶店ではシュガートーストにできるのは自分の中でのちょっとした幸せです。 ちょっとしたペーパーナフキンのスタンドや コーヒー屋さんのストローの袋でさえも、懐かしさを感じてしまう。 どこを切り取ってもフォトジェニックな喫茶店をきりとることができます。 朝早く奈良にきて、お気に入りの看板のお店に惹かれたら思い切って入ってみてはいかがでしょうか? ネットやSNSでも情報が得られるも非常に便利ですが、自分の感性を信じてジャケ入りするのもたまにはいいかもしれません。 そんなお店が奈良にはまだまだありますよ。