クリームパンと私。22017.11.19 クリームパン, みつけるasunara クリームパンから奈良のパン事情をうつしだす パンひとつをとっても味はさまざま。 意外と知られていないけれど奈良県は、全国で6位のパン消費量である。 食パンの消費量にいたっては奈良市は全国で1位をほこるんだそう。 関係しているのかしていないのか分からないが、奈良にもパン屋も増えてきた。 食パンはもちろん置いているんだろうけど、特色が出やすく、パン屋に絶対置いていて、私が大好きなクリームパンから奈良のパン屋事情をきりとっていきたい。 奈良に訪れたら、みんな寄っていく超人気店VIE DE FRANCE 奈良店 全国にフランチャイズ展開しているヴィ・ド・フランス。 毎日の暮らしに束の間のフレンチスタイるををコンセプトに、パンだけでなくゆったりと寛げるイートインスペースが充実している。 JR奈良駅の出口をでたらすぐあるので、どうしても目にとまってしまう。 奈良駅の乗降者数は1日およそ2万人。 大阪から京都から外国人観光客も増えており、奈良を訪れた人が初めてみるパン屋がVIE DE FRANCEだろう。 朝のモーニングから夜まで、お客はひっきりなしに入っている。 年配のご夫婦や、外国人ファミリー、学生のカップルやお一人さまなど年代や国もこえて、様々な人たちが集まっている。 パンの種類も豊富だが、パスタやドリンクなどの手頃な値段でカフェメニューが充実しているのも人気を後押ししているのかもしれない。 実際、JR奈良駅周辺は気軽に入れて、サッと食べられるカフェは意外と少ない。 フランチャイズだと他店舗と似てしまうので独自のこだわりやオリジナリティを見つけるのが難しいが、低価格でさまざまなラインナップの商品を次々と開発・提供してくれるのは、やっぱり嬉しくて便利である。 外国人ファミリーはパンを大量に購入して、パスタをイートインして宿に持って帰るのかサラダやドリンクをテイクアウトして帰っていった。 奈良のものを味わって欲しいなーとは思うけれども、欧米系に見えた外国人ファミリーからするとやはり味も想像できて、買い求めやすいのだろう。 本題から少しずれてしまったが、そんなVIE DE FRANCEのクリームパンを紹介。 現在、奈良店に置いてあるクリームパンは2種類あった。 ブリオッシュ生地にクリームを包んだ特性クリームパン(157円)。 蒜山産のジャージー牛乳を使用したジャージー牛乳クリームパン(167円)。 少しタイプの違うクリームパンを味わうことができる。 こちらは、特製クリームパン。見た目からも生地はかなりしっかりしてそうだ。 裏 右側 それでは、いつものようにクリームパンを割いていく。 持った感じも、周りはかなりの厚みと固さを感じるほど、しっかり焼けている。 真ん中から割かなければ、最初の一口ではクリームに到達しにくいタイプかもしれない。 ちょうど切れ目が入っているので、ここから一気に割いていく。 ブリオッシュ生地なので、まわりの部分はほんのり甘くしっかりとした味わい。 カスタードも見てわかるようにバニラシードが多く入っていていい香りに包まれる。 つづいて、ジャージー牛乳クリームパン。 こちらもブリオッシュ生地だが、生地自体の表面はしっとり仕上がっていて、ビニールに生地がついているほどである。 袋から出して、実際に見てみると生地の下の部分はしっかり焼けていて、上の部分は艶がでてウエッティな感じだ。 口に入れた時の食感を楽しめそうな仕上がりである。 それでは、ジャージー牛乳クリームパンも割いていく。 少し手に、パンの皮がついている気がするがこのまま一気に割いていく。 やっぱり、ついてしまった。 VIE DE FRANCEはおしぼりがついているので、外で食べたりして、こういう時に助かる。 パン自体は3層ほどに分れていて、瑞々しくてジューシーな表面、中間のふんわり、底のしっかり焼けている固めの生地と、薄い中に生地のハーモニーを楽しめる。 そのハーモニーの隙間に、しつこくなくミルキーな味わいの蒜山のジャージ牛乳のクリームを味わえる。 少ないかなと思うクリームの量もジャージー牛乳の風味の良さと生地自体にすこし甘みがあるので、十分に楽しめる。 こちらも、前回に続いて奈良の観光の出発地点にあるパン屋。 イートインで腹ごしらえしてもよし、充実なメニューがあなたを迎えてくれるはず。 おひとついかがでしょうか?