秋の便りを見つけに…12017.11.11 photogenic, きりとり, 着物, 紅葉asunara こんにちは。着付け師の藤田芙美です。 色づき始めた秋の奈良。 ちょうど見頃に訪れるのって難しいですよね。 今回はそんな、奈良で紅葉を楽しむスポットの「今」をお伝えします! ①通り過ぎるのが惜しくなる、大きな銀杏の木 【見頃】 こちらは昨年の秋の記事「秋の奈良はオススメ!着物で行くDEEPでPHOTOGENICな紅葉コース」 でもご紹介しました大きな大きな銀杏の木。 ちょうど猿沢池やならまちから高畑に向かって歩いていると突如現れ、道行く人の注目の的です。 うっとりするくらいの美しさ。見頃を迎えています。 下から見上げるように撮影して、大きなこの木の迫力を表現したり。 美しい黄色の銀杏の絨毯の上でとっておきの足元を写したり。 黄色い背景の中にアクセサリーを写してみたり。 銀杏の木ならではの撮影も楽しめます。 奈良散策の途中にぜひ一目、見に行ってみてください。 ②ささやきの小径 【ほぼ緑】 こちらは以前「誰にも教えたくない「ささやきの小径」Photogenic」でご紹介したとっておきの場所。 見上げるとほぼ緑に覆われていますが、足元は秋らしい彩です。 ゆっくり歩きながら、その静かで厳かな空気を味わいたい場所。 一度訪れると、不思議と何度も足を運びたくなります。 緑のイメージが強いこのささやきの小径ですが、まだまだ青いモミジがたくさんあります。 これからどう色づいて変化するのか、とても楽しみです。 またもう少し秋深まる頃にも訪れて様子を見たいと思います。 ③高畑(ささやきの小径の近く) 【見頃】 ぶらぶら歩いていると、お目当てのスポットに行くまでに魅かれる場所に出会ったりもしますよね。 こちらはささやきの小径を出て、ちょうど志賀直哉旧居の前あたり。 先ほどの深い緑の雰囲気とは対照的に赤や黄色が散らばります。 足元もこの通り。同じ足元の写真でも、銀杏の時とはまた変わりますね。 目の前の紅い葉の色が綺麗に入っています。 葉の間から撮るとまた一味違う1枚になりますね。 実はこれら、以前「Kazuto photo tour〜spring〜」で佐藤和斗先生に教わった手法。 絵になる1枚が撮れるようになるように、取り入れて撮影に臨んでいます! 少し肌寒い空気が着物で歩くにも心地よく、よく晴れた日は殊更。 いつもはバスに乗ってしまうところを時間をかけて歩いたり、お昼はお弁当を持ってピクニックしたり。 色づき始めた奈良を1日かけてのんびりと散歩することは、何だか心身の浄化にもなりそうです。 今回は綺麗に紅葉し始めたところ、という場所がまだ多いようでした。 引き続き、紅葉の色づきレポート、お伝えしてまいります。 次回をお楽しみに・・・。