「夏空の下、遺影を撮る日曜日。」の過ごし方、教えます。2017.09.01 イベント, カメラ, きりとり, 夏, 映画asunara 家族や人生と向き合う、8月最後の日曜日 こんにちは、ASUNARAの藤田です。 先週の8月27日に「夏空の下、遺影を撮る日曜日。」を開催いたしました。 暑い中、お越しいただいたお客様に本当に御礼申し上げます。 今回は、今までの催しとはひと味もふた味も異なるイベントとなりましたので、そんな当日の様子を皆様にご紹介したいと思います。 舞台は美しい町家「らふぁえろ」 らふぁえろさんと言えば、高畑の静かな道に佇む、歴史ある町家。 ひとたび足を踏み入れれば、タイムスリップしたかのような美しい空間が広がります。 お庭の緑や、風鈴、縁側と、心地よい光が差し込む様子にも、趣が溢れており、何とも心落ち着く空間です。 映画「遺影、夏空に近く」を鑑賞 斑鳩でお坊さんをされている横田監督の映画は、いかるがの里に住むご家族の物語。 様々なお家の、遺影にまつわるお話を伺うドキュメンタリーは、どこかに自分や家族と重なる部分があり、時には笑いがこぼれ、時にはじんと胸が熱くなり。 家族との思い出、家に飾っているご先祖様の遺影写真のことなど、みなさまそれぞれ思いを巡らせながら鑑賞していただけたかと思います。 上映後には、監督からお話がありました。 遺影写真を撮ってみることで、もう一度自分と向き合い、また明日から新たな気持ちで毎日を過ごしてほしい。 今回は、ご年配の方だけでなく、お若い方も参加してくださいました。 遺影写真とは、終活という準備だけではなく、人生と向き合ってまた明日から生きていくための写真でもあるのですね。 ご住職ならではの、心にストンと落ちるようなお話でした。 イメージを膨らませ、とっておきの遺影写真を撮影 そしていよいよ撮影に移ります。 撮影してくださるのは、B WORKs PHOTOGRAPHYの丸山隆史氏。 屋内、お庭、カラー・モノクロ、ご希望をお伺いしながら、お客様それぞれのイメージに沿った写真を撮影していきます。 遺影を撮るというと、身構えてしまいますが、ご自身の雰囲気を大切に写したいもの。 丸山氏が話しかけ、空気を和ませながら撮影を進めていきます。 お客様のお顔も自然と柔らかくなり、それぞれに合った表情を引き出してくださるところは見ていて不思議なほど。さすがです。 お庭で撮ると、背景に美しい緑が。 屋内では、町家ならではの趣ある色合いの壁と光が映り込みます。 せっかくの機会。私たちも撮っていただきました。 希望は、屋内・モノクロ、渋く格好良い雰囲気で。 すぐに丸山氏の中にもイメージが湧いたようで、出来上がった写真は・・・ イメージは文豪!モノクロの影がとても渋く、格好良いです! 男の人は女性よりも写真を残す機会が少ないような気がしますが、こんなにも格好良く、ひとりのポートレートを撮っていただけるなんて、とても貴重で素敵なことだと思いました。 とてもおすすめです! 今回のイベント主催であるサトリデザイン、撮影を担当してくださったB WORKs PHOTOGRAPHY、そしてASUNARAで最後に記念写真を。 今後も続けていきたいイベントとなりました! 私たちの町で、お店でぜひ、といったお声がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。 第2回遺影撮影イベント、2018年3月31日に開催決定!!『遺影でYEAH!』ぜひご参加ください。