とびきりの休日の過ごし方、教えます。2017.02.21 photogenic, お茶, とびきりの休日, 和菓子, 着物asunara 奈良の旨味を凝縮した、贅沢な1日をご提案 こんにちは、ASUNARAの藤田です。 先週の2月13日に「とびきりの休日vol.2」を開催いたしました。 平日にも関わらず、申し込んでお越しいただいたお客様に本当に御礼申し上げます。 今回は、当日のイベントの写真をb works photographyの丸山氏に撮影いただいたので当日の様子を皆様にご紹介できればと思います。 プロフェッショナルな職人が集まり、あなたを変身させます まずは着物に着替えていただくために「町屋かふぇ環奈」の2階を借りてASUNARAの着付師と奈良のHair Salon「LIC」によって変身していただきます。 とびきりの休日では基本的にはこのようにASUNARAでコーディネートを提案しております。 ですが、半襟や足袋、ショールや鞄など選べるものが様々あるのでお好きなものがあれば、もちろん交換できます。 今回もお申し込みいただいたお客様にはnokkonicoのアクセサリーをプレゼント。 奈良らしい色合いは派手すぎず、ASUNARAの着物にピッタリ。 着物を着付けた後は、プロのヘアスタイリストの方にヘアメイクしていただきます。 お越しいただいたお客様も雰囲気がグッと変わっていくのが分かります。 着物を着て、町屋に佇んでいるお姿は、奈良の雰囲気にピッタリですね。 老舗和菓子屋にて庭での撮影、大和茶のブレンドワークショップ、和菓子を堪能 着物に着替えたら、環奈より徒歩3分ほどにある、ならまちの創業百余年の和菓子屋さん「中西与三郎」にお邪魔いたします。 入り口を入ると、和菓子屋さんというか大きな屋敷を訪ねたようです。 吹き抜けがあり、昔使われていた道具やお米の蒸し器など、歴史を感じることができます。 土間を抜けていく感覚で奥へと進んでいきます。 中西与三郎さんは縦に長く、喫茶スペースも充実しているので、ならまちの散策の一休みにオススメです。 奥に進んでいくと、茶室の前のお庭をお借りして丸山氏に撮影していただきます。 ライティングや立ち位置、ポーズなども綺麗に見せるテクニックを駆使して、最高の一枚を撮影していただけます。 掲載にご協力いただいたお客様の1枚をお借りいたしました。 皆様、本当にお綺麗でした!この日は天候が晴れたり、曇ったりで撮影の難しいコンディションでしたが、寒い中、撮影にご協力いただきありがとうございます。 「なかなか着物でガッチリ撮影というのも機会がない」とおっしゃっていただいたので、喜んでいただけてよかったです。 もちろん撮影した写真のデータはもっと高解像度のものをお届けいたしますよ。 大和のお茶がズラッと並んだ圧巻の大和茶ブレンドワークショップ 撮影が終わると、日本茶インストラクターでteandcha代表の中島先生による大和茶のブレンドワークショップを楽しんでいただけます。 ナンバーごとに割振られた大和茶をテイスティングして、自分好みのお茶にブレンドしていく作業です。 お茶もよく見ると大きさや葉っぱの広がり具合とか、見た目だけでも違いがハッキリわかります。 大和茶のブレンドだけでなく、お茶のおししい淹れ方も教えていただけるので、皆さん真剣に温度を測ったり、お茶の分量を正確に計り、珠玉の1杯を作りあげていました。 何度もテイスティングをして、徐々に自分の好みを定めていくみたいです。 見ているだけでも、楽しいけどやはり参加したくなりました! くせがあるお茶だったり、旨味が強いお茶だったりと性格も様々で、ブレンドすることと挿れる分量や温度を変えることで、まさに自分のカスタマイズは無限に広がっているように感じました。 そしてできたお茶は小さなブリキ缶に入れて持って帰れるんです! 自分でゆっくり家で楽しんでもよし、家族やお友達にプレゼントしても喜ばれそうですね。 最後は好きな色紙を貼り付けて、好きな言葉やマークをつけてオリジナルティーの出来上がりです。 家にオリジナルの煎茶があるだけでも気分があがりそうですね。 自作のオリジナル煎茶と出来立てホカホカの生菓子とのマリアージュ まだまだ、とびきりの休日は続きます。 お客様ご自身で作っていただいた、オリジナルの煎茶を淹れながら、カウンターで生菓子を召し上がっていただけます。 5名限定の一枚板のカウンターでできた個室は、まるで高級割烹料理屋のようですね。 着物を着ているお客様が一列に並ぶと、場がとても華やかになりました。 和菓子職人の方がお話をしながら、皆様を和菓子の世界へと案内してくれました。 普段は、お店へ行って、和菓子を買って、食べて楽しむだけだったのですが、作る工程を眺めたり、素材の話や、季節のお菓子のお話など、いつもは聞けないお話を堪能させていただきました。 本日のお品は「練り切り 桃花褐」と「きんとん 下萌」 カウンターなので、職人さんが作ったすぐの生菓子が頂けるのも魅力の一つですね。 崩すのがもったいないくらい美しい和菓子です。材料は同じなのに季節ごとに形を変えて目でも楽しめるのは和菓子の特徴の一つですね。 ご自身で作ったお茶を淹れながら、召し上がっていただきました。 練り切りのお菓子はバレンタインデー前日ということもあってハートをイメージして特別に作っていただきました。 きんとんも春の芽吹きを感じられる等に白い雪から芽生えてくる蕗の薹のイメージですね。 繊細な技と、可愛いい見た目の生菓子を食べる瞬間は日本人でよかったなと感じる瞬間です。 奈良の楽しみ方は大仏や鹿などいろいろありますが、お茶や着物、和菓子など慣れ親しんだ日本文化でも奈良らしさを再発見できるような楽しみ方はいくらでもあるんだと強く感じました。 皆様にもDEEPで楽しめる奈良の独特の雰囲気とゆったりとした空気を味わえるような「とびきりの休日」をこれからも提案して参ります。 私も最後、テイスティングだけ体験させていただきました。 一つ一つ味が違って、自分の好みを探すのが楽しいワークショップでした。また着物を着ていると背筋が自然と伸びて、立ち振る舞いも美しくなっているような気もします。 ご協力いただいた関係者の皆様、また遠方より訪れていただいたお客様に感謝いたします。 今後も新たな発見ができるような奈良をご提案できるよう邁進いたします。