奥宇陀の自然に包まれるDEEPな秘寺「室生寺」2016.11.17 photogenic, みつける, 寺asunara 車やバスでしか行けない奥まったお寺。神秘的な空気と静寂を存分に楽しめる空間 奈良市内から車で約1時間ほど走ったところにある「女人高野 室生寺」 歴史は古くもちろん奈良時代からで、桓武天皇の病気が治るようにと建てられたそうです。 1300年以上の歴史だけあって、自然の景色もさることながら、建造物も神秘的なオーラを放っており、 圧倒されるばかりです。 紅葉が始まるとこのような景色を堪能することができます。 室生寺は紅葉の季節だけでなく春は梅や山桜、夏には紫陽花や新緑、冬は雪化粧など年間通して様々な顔を見せてくれます。 近くには綺麗な川が流れており、室生寺へ向かう橋の上から山々を眺められます。 少し色づき始めている葉っぱが、秋になるとどうなるか楽しみです。 近くには山菜料理を出している料理旅館や、お店がチラホラ見えます。 ならがしの記事で紹介しているよもぎ餅のお店をお寺のすぐ近くなので、食べ歩きしたい方にはオススメです。 宇陀では大きな山芋やこんにゃく芋が取れていて、味噌や醤油を作っているところも多いので このようなこんにゃく煮はめちゃくちゃ美味しいです。 1本100円で購入することができて、採れたての山芋や手作りこんにゃくなど おばちゃんが色々と教えてくれながら、物色できます。 水が綺麗なところなので、湧き水を飲んだりできます。 こんにゃく煮を食べながら歩くと、よもぎ餅本舗が見えてくるのでよもぎ餅を購入できます。 自然の中で食べる、生よもぎ100%の焼き餅は美味しく感じられます。 食べ歩きをすませたら、いざ室生寺へGO! 太鼓橋を渡って入館料を払うと、まさに紅葉スポットの仁王門が待ち構えています。 進んでいくと、またPHOTOGENICなスポットの長い階段が出てきます。 自然石でできた幅広い階段は鎧坂と呼ばれていて、両脇から木々や草花が迫るように生い茂ってます。 室生寺はどこを切り取っても絵になります。 お寺として造られているけれど、長い年月を経て自然と調和していて人工物ということすら忘れられますね。 鎧坂を上ると、国宝の金堂が現れます。 高床式になっている正面部分は江戸時代に作られたものなど、色々建て替えられておりますが、歴史を感じざるをえない佇まいです。 ここからさらに進むと、本堂があります。 前に池のがあり、簡単なベンチがあるので休憩することもできます。 池の周りの苔がキレイについていたり、金魚を眺めたり、ゆっくりとした奈良時間を過ごせることは間違いありません。 私は持参していたコーヒーを豆から挽いて、緑の中で美味しくいただきました。 少し草の匂いや、秋の気配を感じながら国宝を眺めて飲むコーヒーは流石の味! ぜひ皆さんも足を伸ばして、奈良時間を味わう旅はいかがでしょうか? 非日常の時間と空間を味わえる奥宇陀の室生寺はオススメです。