秋の夜には幻想的な紅葉の世界へ〜室生寺ライトアップ〜2016.11.26 photogenic, きりとり, 室生寺, 紅葉asunara 静寂の奈良の秋の夜を光で映しだす、PHOTOGENICな風景 秋も終わりに近づいてきており、紅葉のシーズンも終わろうとしております。 京都も清水寺などのライトアップも綺麗ですが、奈良もやはり格別。 行くのは少し時間はかかるけれど、人は少ない。 光と照らされた紅葉を、独り占めしたり、カップルの写真を人が写り込むことなく納めることができます。 今回は11月12日(土)~11月27日(日)まで開催されていました室生寺のライトアップをご紹介。 ライトアップではない室生寺の記事はこちらにてご紹介しております。 今回は紅葉のPHOTOGENICな部分を切り取って、ご案内いたします。 こちらは2016年11月25日の午後5時に撮影したものです。 室生寺の前に流れている宇陀川にかかる太鼓橋からの風景です。 加工もしておりませんので、明るさはこのぐらいで、まさに今から暗くなろうとしていました。 室生寺は山間にあるので、市街地よりも寒く紅葉の期間も限られております。 雨のせいもありましたが、紅葉も散っているところも多く見受けられました。 この日も寒く、通常では10度前後でしたが室生寺の近辺の気温は5度ほどでした。 吐く息も白い! ぜひ訪れる際は暖かい格好をお勧めいたします。 歩いているとだんだんと暗くなります。 ライトアップの開始は午後5時から、拝観料も訪れられる場所が限られるので、いつもより少しお求めやすく500円です。 入る前に「こんにゃく煮」が1本100円で売っているので、ぜひ買うことをお勧めいたします。 美味しいのはもちろん、ゆず味噌と山椒味噌を好きなだけ、つけられるのでて体を内側から温められます。 ライトアップが始まりました。 奈良時代からこのあたりは、水の神「龍神」を祀っていたとされています。 灯篭にもきっちり記されています。 鎧坂は両端に灯篭を並べられて幻想的な風景です。 両サイドからライトアップされており綺麗に紅葉を照らしてくれます。 本堂などは夜間拝観できませんが、足元に目を落としてみたら紅葉の絨毯が広がっており歩くだけでもワクワクします。 まるで違う惑星に降り立ったかのような写真まで撮れます。 ライトの数が多く、普段は気づかないような、いろいろ角度からな紅葉の顔を覗くことができます。 なんといっても一番は五重塔にブルーで色付けされたところに、龍のマッピングが施されていまいた。 まさに水の神「龍神」が上流へと登って行く姿を拝見できます。 少し紅葉シーズンの後半だったので、紅葉も落ちているところはありましたが、人も少なく幻想的な雰囲気でゆっくりとした冬の訪れを感じることができる奈良時間を過ごすことができます。 また来年、足を運んでみてはいかがでしょうか?